藤枝支部長のお店が静岡新聞に掲載されました(2012/8/16 SBSホームページより)

「藤枝づくし」の桐たんす弁当 地元宴会場業者売り出しへ
藤枝の特産物や歴史にちなんだ献立を丸ごと味わうことができる地産地消料理「桐たんす弁当」が誕生した。
地域伝統の技で作ったミニたんすを器に使い、訪れる人たちを藤枝づくしの味でもてなす新たな観光名物として売り出す。藤枝市青木で婚礼宴会場を営む「小杉苑」(朝比奈潔社長)が考案した。

 駿河湾の地魚を盛り合わせたお造り、ワサビであえた地元野菜の肴(さかな)料理など、海と山の幸を織り交ぜた本格レシピ。田中城で徳川家康が「食べすぎた」と伝えられるタイの天ぷらや、東海道藤枝宿で旅人の足の疲れを癒やした瀬戸の染飯(そめいい)など、歴史ファンを喜ばせるメニューが3段の引き出しから現れる。

 日本一の集散地として知られる干しシイタケ、蓮華寺池公園を思わせるレンコンなども使用。江戸時代発祥の桐たんすの上品な風合いになじむ着物のように華やかな彩りに仕上げた。県の経営革新計画の承認を受け、産業の発信や観光誘致を後押しする地産地消の名物弁当として売り出す。

 注文は原則、前日までに申し込む。30食まで可能。価格は刺し身の数などによって2千円から4500円(税込み)。
周辺市町までは配送がある。器のたんすは回収する。
 朝比奈社長は「豊富な品数でたくさんの話題を提供できるよう献立を考案した。藤枝の旬の食材や情緒ある歴史を堪能してほしい」と話している。

 問い合わせは小杉苑<電054(641)3321>へ。

藤枝にちなんだ献立を詰め込んだ「桐たんす弁当」